音楽商品の分類について
霹靂で使われている音楽のコレクション。
著作権に厳しくなかった時代には日本のアニメや演歌、その他のオリジナルから流用した旋律を使ったものが多々あった模様。
さすがに少なくなってきたようだが…
無非文化版
無比文化は、かなり初期の段階から霹靂シリーズのサウンドトラックを発売している独立経営の会社。近年、動脈音楽という霹靂の子会社からもシリーズ音楽が発売されるようになった。どの曲がどちらから発売されるかは、作曲者により異なり、無非文化と契約のある作曲家の場合は当然無非から発売される。
資料によると、孫敬凡、吳駿毅、洪信傑、屠穎、黃建秦、石恩明(艾瑪)、唐鈺(唐參)、章世和(小章)などが無非に所属しているらしい。
尚、音楽のみならず、『生活精品系列』という系列があり、グッズも発売していた(現在も入手可能かどうか不明) 素還真や莫召奴のクリアファイル、カード入れ、鉛筆等があり、素還真セット、莫召奴セット、佾雲セット、魔劍道セット、葉小釵セットが存在する。
(封面版権所有: 無比文化有限公司)
動脈音楽版
無非文化の一人舞台だった霹靂音楽の出版に新しく加わってきた霹靂出資の系列会社。この二社から別々に同じシリーズ(劇集)の音楽が発売されている。こちらに所属する作曲家は黃名偉、浩旭、林薇、阿輪など。
その他音楽
無非や動脈に収録されていない古いシリーズの音楽がメイン。媒体もカセット・テープとCD版が存在するようだ。小品音樂有聲出版社の系列は霹靂関連の音楽が含まれているのは第6集まで。それ以降は別シリーズの音楽。第六集までのCDでも霹靂音楽だけではなく、天宇布袋戲等、他の電視布袋戲の曲が含まれている。
灰姑娘音樂/王子音楽の系列はそのまま無非文化へ引き継がれている模様。これら古い時代の霹靂音楽は多くが日本の演歌やアニメ、その他諸々から流用されていてオリジナルとは言い難い(所謂パクリ)。暴れん坊将軍の曲や必殺仕置人の旋律が流れてきた時には驚いたものである(苦笑) 版権が厳しくなった状況下では再収録されることは無いだろう。
日本語版
書籍に限らず音楽関係でも日本版は殆ど存在しない…それは事実なのだが、なんと日本オリジナルのドラマCDが存在する。
日本での映画公開に便乗(笑)発売された物である。いつか又、オリジナル作品が造られるといいなぁと儚い希望…