The One 南園一泊旅 2009/04/28 (Tue)

新竹・南園一泊二日の外拍旅行(2009/04/28~29)


 台湾の新竹にある南園は、中国・閩南と台湾本土の特色を組み入れた建築様式で、江南の庭園を再現。広さは27ヘクタールほどだそうだ。なんと東京ドームの約6倍である。
遠くに山あり、丘陵あり林あり、そして東亭、西亭、中亭、同心樓など建物の赤い瓦や赤煉瓦が緑と鮮やかコントラストをなしている。
南園景観
聯合報(いくつもの大手新聞社を擁する一大グループらしい)の創始者が創立30周年記念として有名な建築家に依頼して建てたということだ。 完成は1985年9月。当初は聯合報の職員の専用休暇施設(聯合報系休閒中心)だったため、この広大な庭園は部外者に開放されていなかった。しかし幸いなことに南園がThe Oneの外部委託経営になってからは一般へ開放され、観光客の入園や宿泊が可能になった。2008年のことである。その後改装などのため一時期閉鎖されていたが、現在では再度一般に開放されている。毎日の受け入れ人数が制限されていて、入園するのにも予約が必要。又宿泊部屋数もあまり多くない。さすがに『休閒中心』だけあって、休暇をのんびり過ごすには最適の場所と言える。
南園景観
南園四人行
2009年の黄金週間。素還真の誕生日会参加をかねて再び台湾に行ってきた。今回は以前から一度は行きたかった南園一泊付き。昔は従業員の専用休暇施設だったらしいこの南園は、外部へ開放されてからじわじわと有名になってきた。写真を見る限り外拍に最適!な場所で、是非行きたいと思っていたのだ。そんな折、朋友からの連絡で平日予約だと比較的安価に宿泊できることがわかった。平日休暇の取れる数名が、某楼主の渡台にあわせて今がチャンスとばかりに二部屋予約し、念願の南園外拍と相成った。(安価といっても実はまだ高い・・・実は南園はお高~い場所である。)同心楼 この南園、とにかく広い。東京ドーム6個分くらいなのだから想像してみてほしい。さらに南園は一般観光客が見学できる区域と、宿泊者専用の区域に分かれている。当然専用区域では一般の立ち入りが出来ないので、宿泊者だけが堪能できる風景なのだ。専用区域も広いこと広いこと。これまたかな~り贅沢♪(写真は宿泊施設の『同心楼』)
 残念ながら外国人には事前予約や前払いなどが大変なので、宿泊手配は少し縁遠いかもしれないが、機会があれば是非。外拍し放題である。


 台北のホテルの楼主の部屋には今回なぜか木偶が3尊立っていた(修理引き取りと持参となぜか増えていた1尊)。小雨も一匹転がっている。本来2尊しか連れて行かない予定だったが、一人ホテルの部屋で留守番も可哀想なので思い切って全部連れて行った。

 朝、台北の朋友3名がホテルへ集合。コンビニでお昼ご飯と夜食(笑)を購入しいざ駅へ~。ちょっと時間が狂って乗るはずだった列車に乗りそびれたというのは内緒の話。新竹駅で合流予定のもう一人の朋友に連絡し、改めて時間を設定。本当は新幹線で行くのが早いが、今回は皆で區間車に乗ってのんびりと行くことにした。
車内で遊ぶ小雨達時間があるので、しばらくすると退屈してくる。そうなると当然小雨を出して暇つぶしに車内でちょっとお遊び。こんなとき小雨は便利である。誰も気にしないのはさすが台湾(笑)
 駅にに到着すると新竹の朋友が車で迎えにきてくれていた。いよいよ5人で一路南園へ向かう。出だしが少し遅かったので、目的地についたのは11時を回っていた。いよいよ邪魔な荷物を預けて外拍開始♪ (宿泊者は入園料が無料なようだ) 木偶を準備し、11時過ぎだったこともありお昼時間。新竹の朋友が持参してくれたケーキは美味しかった♪

 天気は快晴。大変気持ちの良い日だったがちょっと太陽が照りすぎ!で暑かった… のんびりあちらでパチパチ、こちらでパチパチと撮影しながら移動。広すぎてとても撮りきれない。途中で遭遇した従業員/管理員も皆親切な対応で気持ちが良い。いくら撮影しても飽きない場所である。
 そうこうするうちに、あっという間に夕方、閉園時間である。車で宿泊区域まで移動するが、ここで残念ながら新竹の朋友とはさようなら。宿泊は楼主を含めた4人だけなのである。ケーキ美味しかったです~♪ 多謝 ^^)

 なかなか良い見栄えの竹林を歩き、チェックインの為フロントを探すがなかなか見当たらない。しばらくキョロキョロしながら歩いて探すと、どうやら我々は脇道にいたようだ。(もっとも全部朋友達にお任せだったので、楼主は後からついてくだけ。何も覚えてなかったりする 爆笑)
部屋お風呂
 チェックインを無事済ませると建物の中を紹介しながら部屋へ案内してくれた。宿泊施設は『同心楼』という名前で、部屋はダブルのみ。それぞれに名前がついており、今回泊まるのは花の名前を冠した部屋である。丹楓・隱菊・朱槿・杏桃・緋櫻・山茶・芙蓉・水仙・牡丹・蘭桂の10室で、我々は山茶・芙蓉の二部屋。微妙に内部の設計が異なるが、どちらも広々として明るく快適だ。おまけにお風呂!これは遊べる広さである。
 荷物を置いて食事までの時間があるので当然外拍。木偶を出す人、小雨を出す人それぞれで食事までのひと時を堪能した。


 食事は同心楼の一階で摂ることになっていて、テーブルの数は大体10数個くらいしかない。肝心のメニューは客家系のコース料理でなかなか美味しいがちょっと味が濃いかな? 量も思ったより多く、結構満腹である。当然ここでも小雨でお遊び(笑)
遊びながら食べていたので、食べ終わったのは一番最後で周りに誰もいなくなっていた。給仕の皆さんごめんなさい ^^;)
食事処 食後はそれぞれの部屋に分かれて入浴…なのだが、あんな大きなお風呂遊ばなくてはもったいない。濡らしてしまう前に木偶でお遊び…(笑) 皆でまったりした後、楼主と一人の朋友はお先におやすみなさい。残り二人は小雨を抱えて内拍に繰り出していった。ダブルベッドでも広いから没問題。

 翌朝起きると、同室の朋友は何と既に外拍へ出かけていた(驚) とりあえず皆で木偶や小雨を用意し食事場所に集合。
 朝から朝食場所に木偶と小雨つきである。食べるか遊ぶかどちらかにしろと言われそうなほど、朝から元気に小雨で遊びほうけてしまった。そうこうしていると、従業員の一人が霹靂が好きらしく、撮影させてと言ってわざわざ部屋にカメラを取りに戻っていった(笑)
専用区域右手専用区域左手
 チェックアウトまでの時間があるので、宿泊者専用区域で誰もいない快適さを味わいながら外拍。とにかくひろ~~い。なんといってもこんなに広々と良いところに誰も入ってこられない(除・宿泊者)のだから、大変な贅沢である。朝の気持ちよい空気に緑の山と芝生、青い空。もう言うことなしな気分。

しばらくするとチェックアウトのために荷物をまとめて移動。従業員が荷物を運ぶのを手伝ってくれた。専用区域よさようなら~。手続きをしていると、宿泊者に一部屋につき一冊オリジナルノートをプレゼントとのことで、同室の朋友がいらないとのことだったので楼主が選んで持ち帰り~
チェックアウトの後、そのまま一般開放の庭園で引き続き撮影。
まだまだ撮りきったという感じがしないくらい堪能できる場所である。今となってはどこをどう歩いて撮影していたかまったく記憶していないのだが ^^;) 後を付いていくだけだったのでご容赦(笑)
 夕方になると、朋友が事前に手配してくれていたタクシーが待っていた(フロントでもタクシーの手配はしてくれるそうである)。
荷物を片付けて撤収。湖口火車站へ移動しそこから汽車で台北に戻る。体力的にはかなり疲れたが、是非又訪問したい場所だ。
部屋でくつろぐ木偶達
台北に戻ると楼主の泊まっているホテルに荷物を放り込み夕食へ繰り出す。皆疲れているので遠出はせず、手近な台北駅の微風で済ませてしまった。いつもならホテルの一室という特色を生かした夜の内拍に突入するのだが、この日は全員体力限界だったのであっさり解散。皆さんお疲れ様~♪
機会があれば皆さんも是非どうぞ♪ 満足すること間違いなし!

The One 南園
http://nanyuan.theonestyle.com/
高鐵新竹站または台鐵湖口站から車で約20分
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